熟女の定義とは?



「熟女、熟女っていうけど、何歳から熟女なの?」 と思うかたも多いと思います。
世間一般では“40代後半~の中年以上の熟年の女性のこと”を指すようです。

ですがそれは、世間一般でのお話です。
キャバクラ業界では年齢の感覚が少し違います。

キャバクラ業界では26、27歳を過ぎると若いキャストや男性客に「おばさん」と言われ始めます。
30歳以降になると「熟女」と言われるのです。

「え…早くない?」と思うかたもいらっしゃいますよね。
40代の私もそう思います。

ですが、キャバクラは若い女性を目当てに飲みに来るお客さんが多いです。
他の職業と違って、10代後半~20代前半のキャバ嬢たちがメインで働くキャバクラでは、やはり相対的に見て30代以降の女性は『熟女』になってしまうんですよね。

「私、32歳だしもうキャバクラで働くのは無理なのかも…」なんて、ガッカリしないでください。
いくらキャバクラでは若い女性に需要があるからと言って、30歳以上の熟女と言われる女性たちに需要が無いわけではありません。

東京都・赤羽を中心に増えている熟女キャバクラ



東京都の赤羽エリアを中心に、水商売の世界で今注目されているのが『熟女キャバクラ』です!

TVでも度々「赤羽」が「せんべろ(千円でべろべろに酔える)」できる街として特集されているのでみなさんもイメージあるかと思いますが、赤羽は飲み屋が多い地域です。

特に赤羽駅の東口エリアが飲み屋街として栄えていて、キャバクラの店舗数も多いです。
赤羽を含め、東京に熟女キャバクラは増えています。

熟女キャバクラが近年人気になった原因は、高齢化社会の影響が大きいでしょう。

年金の支給開始年齢も60から65歳に引き上げている最中です。
今後も65歳から70歳へ引き上げて行くであろうと言われてもいます。

高齢者が老齢年金だけではなく、労働から安定した収入を得るとなるとその財力をターゲットにしたサービスが増えてきます。

そして高齢男性が人口の多くを占めるようになってくると、年齢層の高いキャストが在籍する熟女キャバクラがもてはやされるようになるのは自然なこと。

だから一般的なキャバクラから「熟女キャバクラ」へと、お店の看板が変わっていく事例が増えているのです。

30代・40代がキャバ嬢として働ける理由

「高齢化によって熟女キャバクラが増えているのはわかった。だけど30代~40代の女性がキャバ嬢として働ける具体的な理由が知りたい」

・・・とまだ不安感が残っているかたもいらっしゃるかと思います。
ですので次に、30代~40代の女性がキャバ嬢として働ける具体的な理由をお伝えしますね。

①30・40代女性にしか出せない大人の魅力がある



30~40代の女性には若い女性には出せない大人の魅力があります。
これは、若い女性がどう頑張っても出せない魅力です。

30・40代になると若い女性に比べ、大恋愛・失恋、悩み、苦労、成功、葛藤、挫折など生きてきた中で色々と経験している女性が多いですよね。
そんな様々な経験が、年齢を重ねた分だけ深みになりあなたの魅力になるのです。

私が務める熟女キャバクラに来る、常連のお客さんによく言われるのは下記のとおり。

包容力に母性を感じる

普段、社会で戦っている男性は隙を見せられる場所がありません。

社会的地位が高い男性、仕事をバリバリこなしている男性、年齢が高い男性ほど精神をすり減らしながら毎日戦っているのです。

そんな男性に対して30・40代の女性は精神的な支えになりやすい存在です。

「この男性は、話をきいてほしいんだな」
「この男性は、褒められたいんだな」
「この男性は、背中を押してほしいんだな」

ということを経験から学んでいるので、男性からすると心地いいらしいです。

「俺はいま、こうして欲しい」というのを言葉にしなくても察してくれるのが30・40代女性の魅力だと言っていました。

男性はいくつになっても絶対的な味方である”お母さんのような母性”を求めているんですよね。

気疲れしない会話に癒やされる

50・60代くらいの男性が、若い子がメインで働いているキャバクラへ行くと、やはり会話にジェネレーションギャップがあって気疲れしてしまうことがあるらしいです。

それに比べ、30・40代の女性が働く熟女キャバクラだとどうでしょう?
年齢の差がぐっと近づくので気楽に話せる男性が多いです。

とくに、下ネタに関して抵抗が少ない女性が多いので男性も「これ言ったらセクハラかな?」などと過敏にならずに会話することができ楽しいとおっしゃっていました。
(※だからと言って下ネタしか話さない男性はNGですけど)

カラオケなども一緒に盛り上がって歌える曲も多いので、これも30・40代女性の武器になりますよね。

②現代の30・40代の女性はキレイな人が多い



若い女性にはピチピチの肌、透き通った肌、シュッとしたフェイスライン、ボディラインなど若い時しか出せない魅力があります。
ですが30・40代女性には年齢を重ねているからこそ出せる、熟れた色気というものもあります。

実際、私が勤務している赤羽の熟女キャバクラでも40代後半のキャバ嬢がいますが、年齢を聞かなければ30代前半くらいに見えるほど若々しいキレイな女性がいます。

逆に20代にも「40歳?」と思うような老けた女性もいますよね。

要は、実年齢より見た目年齢が重要だということです。
だから、見た目に気を使っている30・40代の女性はまだまだキャバ嬢として勝負できる年齢なんですよ。

③キャバクラ(雇用主)側が30・40代女性を求めている



雇用する側から見ても、家庭を持っていてお子さんの教育資金やローン返済などで経済観念のしっかりした30~40代女性は生活突然退店するリスクも低く、安心して採用出来るメリットがあります。

多くの芸能人も公言しているように「年上のお姉さん」好きな比較的若い20~30代男性が来店することが増えている為、ニーズに合わせて熟女と言われる30・40代の女性が求められているのです。

熟女が働けるキャバクラはたくさん存在する

画像引用元:https://www.tainew.com/


「もう30過ぎだし子供もいるから、キャバクラで仕事をするのは無理だよね。」
・・・なんて考えてキャバクラで働くことを辞めてしまうのはもったいないです。

20代後半~35歳くらいであれば、まだまだ普通のキャバクラで働くことは可能です。
この場合、キャストの平均年齢が高めのお店を狙うと採用率がUPするでしょう。

30代中旬~40代であれば、熟女キャバクラで働くのがおすすめです。
若い子にコンプレックスを感じず、のびのび自分らしく働けるでしょう。

今の時代、若さは必ずしも武器にはならないです。
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